医療関連感染情報の季刊誌 Vol.24 No.1 (2019)

感染制御への高い意識で取り組む 「質とコスト」を両立した環境整備

新行橋病院

社会医療法人財団池友会新行橋病院は、地域の病院や実地医科との機能分化を積極的に図り、様々な急性疾患に対応する基幹病院として医療連携の核としての役割も果たしている。また、ドクターヘリ、ドクターカーによる緊急受け入れ体制を整備し、年間を通して九州北東部の2 次・3 次救急を担い、毎月300 件以上の救急搬入に対応している。さらに、安全・安心の医療を提供するために、院内外の感染制御にも積極的に取り組んでおり、同院の感染対策チーム(ICT)の活動は地域の医療者にも高く評価されている。費用対効果を踏まえた環境整備、職員の感染防止対策、医療関連感染対策の啓発活動などについて、感染管理室長の樋渡美紀さんとスタッフの皆さんにお話を伺った。

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