ルビスタ

安全性について

安全性について

急性毒性
経口急性毒性:ラットに単回経口投与した時のLD50値は4,123mg/kgであった(体重60kgの成人に換算した場合、247,380mg/bodyに相当する)
経皮:ラットに単回経皮投与した時のLD50値は>2,200mg/kgであった。(体重60kgの成人に換算した場合、>132,000mg/bodyに相当する)
吸入(エアロゾル):ラットに4時間連続吸入させた時のLC50値は3.7mg/Lであった。(成人が常用濃度である10mg/mLをエアロゾル化し24時間連続吸入しても影響はほとんどないと予測される)

皮膚刺激性
・2,000mg/mL(常用濃度:10mg/mLの200倍)に懸濁したルビスタ調製液をウサギに4時間連続塗布した時に中等度の皮膚刺激性が認められた。(常用濃度では刺激性はほとんどないと予測される)

眼刺激性
・10mg/mL(常用濃度)のルビスタ調製液をウサギに点眼し72時間観察した時、刺激性は認められなかった。

皮膚感作性
・10、50、100mg/mLのルビスタ調製液をモルモットに感作し、再塗布時のアレルギー反応の有無を観察した時、全ての濃度で感作性は認められなかった。

変異原性
・動物および哺乳類の培養細胞を用いた試験において変異原性は認められなかった。

発がん性・生殖毒性
・動物を用いた試験において発がん性および生殖毒性は認められなかった。

環境への影響
・GHS:化学品の分類および表示に関する世界調和システム(Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals)では化学物質の水性環境への影響度を区分している。
・ミジンコに対する影響:EC50=6.5mg/L OECD※分類カテゴリー区分2(1mg/L <48h EC50 ≤10mg/L)
・魚に対する影響: LC50=24.6ppm OECD分類カテゴリー区分3 (10mg/L <96h LC50 ≤100mg/L)
 ※OECD:Organization for Economic Co-operation and Development(経済協力開発機構)[DuPont社資料]

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