はじめに
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界的な大流行となる以前、輸入感染症の存在は、一般の市中医療機関では、医師や看護師もその認知度は低く、対応が可能なのは限られた医療機関と医療従事者のみであった。コロナ禍以前の2019 年外国人入国者は年間3,000 万人を超え、2020 年には東京オリンピック(COVID-19 により2021 年に開催延期)を控え輸入感染症の感染リスクは無視できないものとなっていたにも関わらず、当時、看護師養成学校での基礎教育や卒後、輸入感染症研修を実施している医療機関はごく少数であった。
医療関連感染情報の季刊誌 Vol.29 No.2 (最新号)
外来看護師に必要な輸入感染症への備え
関口 和宏(千葉県済生会習志野病院 感染管理室)

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