酸化マグネシウム錠330mg「ヨシダ」
/PTP100錠(10錠×10シート)
基本情報
製剤名 | 酸化マグネシウム錠330mg「ヨシダ」 |
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製剤概要 | 酸化マグネシウム330mg含有錠剤 |
日本標準商品分類番号 | 872344、 872355 |
薬効分類名 | 制酸剤-無機塩 、 下剤-無機塩 |
製品区分・規制区分/リスク分類 | 医療用医薬品 普通薬 |
製造承認番号 | 22700AMX00717000 |
製造販売承認年月日 | 2015年7月17日 |
貯法 | 室温保存 |
使用期限(月数) | 36 |
薬価 | 5.70円 / 330mg 1T |
診療報酬上の後発医薬品 | 〇 |
販売包装単位容器-材質 | PTP:PVC、金属 PTP:PVC、金属 ピロー:PE、金属 箱:紙 |
元梱包単位 | 90 |
製造販売元 | 吉田製薬株式会社 |
製品関連文書・資料
お知らせ
よくある質問
酸化マグネシウム錠330mg「ヨシダ」に関するよくある質問です。
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一般名処方加算1(10点;令和6年診療報酬改定)の算定要件を満たすには、酸化マグネシウム錠も一般的名称で処方する必要があります。また一般名処方加算2(8点)に対しては算定対象外の医薬品(先発医薬品のない後発医薬品)であるため、酸化マグネシウム錠を一般的名称で処方せんに記載しても一般名処方加算は算定できません。
一般名処方加算1(10点)の算定要件は「交付した処方せんに含まれる医薬品のうち、後発医薬品が存在する全ての医薬品(2品以上の場合に限る)が一般名処方されている場合に算定できる。」とされており、「後発医薬品が存在する全ての医薬品」には「先発医薬品のない後発医薬品」も含まれることが「平成28年度診療報酬改定に関する疑義解釈資料(その4)」(平成28年6月14日 厚生労働省保険局医療課 事務連絡 問22)で示されています。また、「一般名処方加算2の対象については従前の通り、先発医薬品のない後発医薬品は含まれない。」とされています。
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酸化マグネシウム(MgO)の分子量40.3、マグネシウム(Mg)の原子量24.3 より、酸化マグネシウム中のマグネシウム含有率=24.3/40.3×100≒60.3% となります。
したがって、酸化マグネシウム1,000mg中、マグネシウム 603mg含有となります。 -
milk-alkali syndrome(ミルク・アルカリ症候群)は身体の要求量・排泄能力以上のカルシウム摂取により生じる可能性があります。したがって、それぞれのカルシウム要求量を考慮して推奨量程度を摂取している状況であれば、酸化マグネシウム製剤を服用してもほとんど問題とならないと考えられます。
ただし、ミルク・アルカリ症候群の病態にみられる高カルシウム血症の症状(倦怠感、食欲不振、多飲、多尿、口渇、嘔吐、情緒不安定等)が生じた場合には医療機関を受診することをお勧めいたします。特に腎機能が低下している方など高カルシウム血症を生じやすい場合には注意が必要となります。