ヘキザックAL1%綿棒12
/2本入り×50
基本情報
製剤名 | ヘキザックAL1%綿棒12 |
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製剤概要 | 1w/v%クロルヘキシジングルコン酸塩エタノール液含浸綿棒(薬液量:綿棒1本あたり2mL) |
日本標準商品分類番号 | 872619 |
薬効分類名 | 外用殺菌消毒剤-その他 |
製品区分・規制区分/リスク分類 | 医療用医薬品 普通薬 |
製造承認番号 | 22100AMX02247000 |
製造販売承認年月日 | 2009年10月9日 |
貯法 | 室温保存、火気を避けて保存すること。 |
使用期限(月数) | 24 |
薬価 | 薬価基準未収載 |
診療報酬上の後発医薬品 | |
販売包装単位容器-材質 | 個包装:PE、金属 箱:紙 |
元梱包単位 | 12 |
製造販売元 | 吉田製薬株式会社 |
製品関連文書・資料
お知らせ
よくある質問
ヘキザックAL1%綿棒12に関するよくある質問です。
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クロルヘキシジンを吸着しにくい綿棒を使用しておりますので、クロルヘキシジンの濃度低下はみられません。
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2002年に発表されたメタアナリシス*によると、クロルヘキシジンはポビドンヨードと比較してカテーテル関連血流感染のリスクを51%減少させると報告されています。また感染率が低下することによって医療経済効果も期待できることも報告されています。
*メタアナリシス:過去に行なわれた複数の研究結果を統合し、より信頼性の高い結果を求めること、またはそのための手法や統計解析のこと。
ご参考:
Y’s Letter Vol.3 No.6 「中心静脈ライン関連血流感染対策におけるカテーテル挿入部位の皮膚消毒について」 -
血液培養時の皮膚消毒に使用される消毒薬としてはポビドンヨード製剤、ヨードチンキ、クロルヘキシジン製剤やアルコール製剤などが使用されています。したがって、クロルヘキシジンアルコール製剤であるヘキザックAL1%製品は使用可能です。
一般的にはポビドンヨードが多く使用されていますが、2011年に発表されたメタアナリシス*によるとクロルヘキシジンアルコールはポビドンヨードに比べて血液培養時の細菌汚染(コンタミネーション)が有意に減少することが報告されています(ポビドンヨードの細菌汚染リスクを1とした場合、クロルヘキシジンアルコールのリスクは0.33)。
このようなことからも血液培養時の皮膚消毒においてヘキザックAL1%製品はポビドンヨードに比べて細菌汚染の頻度を減少させることが期待されます。
*Caldeira D, David C, Sampaio C.
Skin antiseptics in venous puncture-site disinfection for prevention of blood culture contamination: systematic review with meta-analysis.
J Hosp Infect 2011;77:223-32.
ご参考:
ヘキザックAL1%製品(パンフレット) -
本剤100mL中に日局エタノール*を83mL含有しています。
したがってエタノール濃度は約79vol%になります。
*日局エタノールのエタノール濃度:約95%